【比較4選】ネットショップ開設〜ハンドメイド編〜

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こんにちは! ひろみです。

趣味でつくったハンドメイド作品をネットショップで販売してみたいけれど、どこで開設するのが良いかお悩みではありませんか?

結論からお伝えすると、ネットショップ開設は運用コストを考慮して選ぶのがおすすめです。

なぜかというとネットショップごとに開設や運用に掛かる費用が異なり、利用料金が安いが販売時の手数料が高いショップもあれば、利用料金は高いが販売時の手数料が安いショップもあるからです。

ハンドメイド作品は、製作時間や材料費の負担もあるので、販売にかかるコストは最小限に抑えられると嬉しいですよね。

まずはご自身の販売目標を明確にして、トータルコストが抑えられるネットショップを選びましょう。

この記事では、販売目標ごとにかかる運用コストの観点から、開設すべきネットショップの選び方をご紹介します。

目次

ネットショップを開設する方法は2種類

まずはネットショップを開設するにあたって必須の基礎知識をお伝えします。

ネットショップを開設する方法は主に2種類あります。

①モール型サイトへの出店

①モール型サイトへの出店は、さまざまなショップが集まるモールの中に、自分のショップページを開設するという方法です。モール型サイトといえば楽天市場Amazonが有名です。

また、ハンドメイド作品の販売に特化した「ハンドメイドマーケット」というジャンルのモール型サイトも存在します。

出店する際にテナント料がかかる場合と、販売時に手数料が発生する場合があります。

メリットとしては、モール自体が集客してくれるので初心者でも集客に困ることはないでしょう。

デメリットとしては、ショップページのデザインが決まっているため編集の自由度が低く、ショップのブランディングをするのが難しい点と、出店するための費用負担が発生することです。

②カートサービスへの登録

一方、②カートサービスへの登録は、インターネット上に個人でショップを開設するという方法です。利用料金が無料のものと有料のものがあり、無料カートサービスの場合は、販売時に手数料が発生する仕組みです。

メリットとしては、ショップページのデザインを自由に決められるため、ブランディングによる差別化を図ることができます。

HTMLやCSSといったWebデザイン知識があると望ましいですが、初心者でも簡単にカスタマイズが可能なテンプレートを用意しているカートサービスもあります。

デメリットとしては、自分でネットショップの集客方法を考えなくてはいけないため、SNSやブログを活用した情報発信が欠かせません。

初心者でも開設できるおすすめネットショップ4選

続いて、おすすめのネットショップを4つご紹介します。

どのショップも利用ガイドがしっかり整っているので、初心者の方でも安心して開設することができますよ。

minne(ミンネ)

国内最大級のハンドメイドマーケットです。

モール型サイトなので、利用ガイド通りに進めるだけで手軽に出品することができます。まずはお試しでネットショップ開設してみたい方におすすめです。

Creema(クリーマ)

minneに次いでシェアの高い国内最大級のハンドメイドマーケットです。

カテゴリーだけでなく、使用している素材でも検索することができます。

こちらもモール型サイトなので、利用ガイド通りに進めるだけで手軽に出品することができます。minneとショップ全体の雰囲気を見比べて開設しても良いでしょう。

ネットショップBASE

オリジナルのネットショップを開設できる無料カートサービスです。

開設自体は無料でできるため、小規模のオリジナルショップを開設したい方におすすめです。

カラーミーショップ

minneと同じ運営会社が手掛ける有料カートサービスです。独自ドメインやデザインで、オリジナルのネットショップを開設することができます。

初期費用や利用料金がかかりますが、販売金額が増えるほどトータルコストを抑えることができます。本格的なネットショップを開設したいと考えている方におすすめです。

ネットショップの開設にかかる費用は?

上記のネットショップで開設した場合、はじめにかかる費用についてご紹介します。

minneとCreemaは開設にあたる初期費用は一切かかりません。

BASEやカラーミーショップで開設する場合は、以下の費用がかかります。

  • 初期費用(カラーミーショップのみ)
  • デザイン
  • 独自ドメイン

初期費用はカラーミーショップで開設する場合、3,300円かかります。

初期費用無料キャンペーンを実施することもあるので、時々チェックしてみましょう。

ネットショップのデザインは、無料テンプレートと有料テンプレートがあります。無料テンプレートはシンプルなデザインが多く、有料テンプレートはすぐに利用できるデザインとなっています。

有料テンプレートの販売価格は、BASEが5000円〜、カラーミーショップが9,167円〜となっています。独自ドメインを取得するには、登録料金と1年ごとの更新料金がかかります。

お名前.com

を使って、希望のドメインがいくらで取得できるのかシュミレーションしてみましょう。

ネットショップ開設後の費用比較

ネットショップ開設後にかかる運用コストについて比較してみました。

ご自身の販売目標と照らし合わせて、単価や販売個数、送料などをあてはめて計算してみましょう。

・minneの場合

10.56%×販売数+220円
※送料分も含む

・Creemaの場合

3万円未満…11%×販売数+176円
3万円以上…11%×販売数+275円

※送料分を含まない

minneとCreemaはいずれも販売時の手数料+振込手数料がかかります。

大きな違いとしては、minneは送料を含む金額に手数料がかかりますが、Creemaは商品+オプションの合計金額のみに手数料がかかります。

またminneは売上金が1,000円以上ある場合、翌月末に自動的に振込されますが、Creemaは任意のタイミングで振込申請を行う仕組みとなっています。

BASEの場合

2万円未満…(6.6%+40円)×販売数+750円
2万円以上…(6.6%+40円)×販売数+250円
※送料分も含む

BASEは無料カートサービスなので月額利用料はかかりません。
販売時にかかる費用は、BASEかんたん決済手数料+サービス手数料+振込手数料の合計です。

決済手数料は、決済方法にかかわらず注文ごとに3.6%+40円がかかります。
サービス利用料は、注文ごとに3%がかかります。

どちらも送料を含んだ合計金額で計算します。

売上金の振込手数料は、250円です。ただし、2万円未満の場合は事務手数料として別途500円がかかるので少し割高です。

カラーミーショップの場合

約5.5%*+4,400円
*クレジットカードの決済手数料。ただし月額最低手数料は1,300円〜。

カラーミーショップはレギュラープランを選択した場合、月額利用料は3,300円です。独自のドメインを使用する場合は、常時SSLという情報を暗号化するためのオプション料金として別途1,100円がかかります。

販売手数料はかかりませんが、決済手数料は支払い方法によって金額が異なります。
様々な決済方法を一括で導入できる「カラーミーペイメント」を利用した場合の一例をご紹介します。

決済方法手数料(税抜)月額最低手数料
クレジットカード決済(VISA/MASTER/DINERS)5.5%1,300円
クレジットカード決済(JCB/AMEX)5.5%500円
コンビニ決済130円~/回
代引き決済280円~/回500円

月額最低手数料が決められているため、売上金額が少ない場合は割高になってしまいます。

楽天市場出店の資料請求

まとめ:結局どのネットショップで開設すべき?

今回は、運用コストの観点から開設すべきネットショップの選び方についてお届けしました。最後に、販売金額別のおすすめネットショップをまとめました。

少額販売(単価が高く、送料が安い場合)…minne
少額販売(単価が安く、送料が高い場合)…Creema
月に2万円以上販売する見込み…BASE
月に20万円以上販売する見込み…カラーミーショップ

ご自身の販売目標に合わせて、ぴったりの方法でネットショップを開設してみましょう。

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